TMSを受けるときのコツ
TMSを受けてみて受ける立場でのコツのようなものがあるなと感じています。
そこで忘れないようにいくつかメモすることにしました。
1.トイレは済ませておく
基本的なことですがトイレは事前に済ませておきましょう。TMSの最中にトイレに行きたくなった場合、もちろんその旨を伝えれば行くこともできます。ただそうした余計な雑念で頭を使ってしまうのはおそらく脳神経的にはマイナスの影響だと思います。また仮にもぞもぞと動いてしまうとせっかく電極の位置をセットしたのにずれてしまうことにもなりかねません。
ですのでトイレは事前に済ませておくのがマナーだけではなく、受診するうえでも大きな意味を持つのです。
2.首周りはゆったりとした服装にする
服装で調節が可能な場合には、首周りにゆとりを設けておいたほうがいいです。椅子に座って首の位置をある程度固定します。その際にきつい服だと自分に無理な姿勢を強いることになり、最終的には電極のずれにつながってしまいます。電極がずれてしまえばTMSの効果が十分には見込めない可能性もあるので、首周りはある程度のゆとりがある服装にしましょう。
もし当日の予定で難しいようであれば、TMSの最中だけでも首元のボタンをはずすなどの対応も可能だと思います。
3.途中に休憩をはさむ
TMSの時間によりますが、20分以上あるのであれば途中に休憩の時間をはさむことがいいと思います。これは肉体的精神的な疲労はもちろんですが、途中に休憩を入れることで電極の位置を再調整できるというメリットがあるからです。
またTMSの最中にはどうしても体に力が入ってしまうこともあります。そこで休憩中に一度力を抜くというのも大事でしょう。あまりにも力が入りすぎていると筋肉のこわばりや足の攣りといったことにもなりかねません。
TMSが始まってから伝えるよりは、開始前に伝えたほうがちょうど中間ごろに休憩をもらえるはずなのでスムーズです。
4.頭を電極と反対の位置に少しずれてセット
最初に座って頭の位置をセットします。その場合に電極から少し反対側にずれてセットしておくことがいいと思います。
TMSの最中、どうしてもすこしずつ電極が外側にずれていってしまいます。そこで頭を少し電極側にずらしながら受ければ継続的に刺激を受け続けることが可能です。
この辺りは人によるのかもしれませんが、その都度、担当の方に電極の位置修正をお願いするのが煩雑でした。そこで私は最初から少し反対にずれて頭をセットし、徐々に電極側に頭をずらしていくことで常に刺激を受けるという方法を編み出したのです。
5.ハンドタオルを咥える
初めてTMSを受けられる場合、刺激が結構きついかもしれません。とはいえ弱くするのもよくないと思うので、ハンドタオルを口にくわえるのがおすすめです。これで刺激が多少はやわらぎ、また歯を食いしばりすぎることも防止できます。
思いつくままに書き連ねてみました。
TMSをこれから受ける方は参考にしてください。