ベンゾジアゼピンの減薬
ベンゾジアゼピン系の薬を飲んでいます。しかしこれを減薬したいと思っています。
ここではベンゾジアゼピン系の薬とその減薬について簡単にまとめたいと思います。
ベンゾジアゼピン系の薬とは
ベンゾジアゼピン骨格を持つ持つお薬で、ベンゾジアゼピン受容体に働きかけ、GABAの神経作用を促し、リラックスすることが言われています。薬の種類も多く睡眠薬や抗不安薬など幅広く用いられています。
ベンゾのデメリット
ベンゾ系薬剤は気軽に処方される一方、使用していると耐性がついてしまい、やがては依存する依存性があると言われています。また使用し続けると辞めるときに強い離脱症状が出ることもあります。さらに怖いのは使用しているだけで離脱症状が出る常用量離脱ということもあります。
ベンゾの離脱症状は回復に時間がかかることも多く、とても怖いものです。
ベンゾジアゼピンの減薬方法
このように怖いベンゾ系ですが減薬する場合には少しずつ行うのが鉄則とされています。ついつい焦って一気断薬したいところですが、強い離脱症状が出る可能性が高いです。
少しずつ減薬というとどの程度か気になります、これは人によっては1%以下の単位で減薬していくこともあるのです。それくらい慎重に対応していく必要があります。
そのような減薬においては粉薬であれば重量で調節する方法や、水溶液に溶かし希釈化して調節する方法があります。
飲んでいるベンゾ系薬剤と減薬状況
私が今飲んでいるベンゾは、
の三種類になります。このうちマイスリーは非ベンゾジアゼピン系と言われるもので少し異なりますが、依存がある点や離脱がある点では同じと言えます。
そして厳密にいうと、サイレースは断薬して2週間経過したところです。またセルシンは頓服的に使用するだけです。ですので減薬はマイスリーだけとなります。
マイスリーは今、1錠5mgを服用しています。これを歯で砕いて10%程度ずつ減薬していくのが目標です。
起きている離脱症状
今起きている離脱症状として、まず反跳性不眠が挙げられます。
反跳性不眠とは薬をやめたためにその反動で眠れなくなることを言います。私の場合、特に入眠に影響が生じてきています。なかなか寝付けずそのまま午前0時を迎えることもあります。ひどい人だと全く眠れないということもあるのでまだマシな方ですが、それでも眠れずに横になるだけというのはきついものがあります。
他に離脱症状かなと思われるものとして焦燥感があります。飲んだか落ち着かずソワソワしてしまうのです。ゆっくり座ることもできず立ち上がってウロウロするなどの行為が出ています。
離脱症状はいつか治るはずというのを信じて待つばかりです。
このようにベンゾジアゼピン系の薬はやめるのも一苦労です。しかも私は経験してないですが常用量離脱という、使用していても生じる離脱症状もあります。
ですので極力、ベンゾジアゼピン系の薬は服用しないように気をつけましょう。