ビタミンCのちから
一番ポピュラーなビタミンであるビタミンC。
ビタミンについては日常の栄養だけでなく、サプリを活用して高容量のメガビタミンとしています。
メガビタミンとは
最適な食事と栄養治療、つまり必要なビタミンを高容量摂取するのものです。藤川徳美医師の書籍などで広く知れわたるようになりました。
メガビタミンというくらいなのでその量はこれまでの必要とされてきた量を大きく上回り、例えばビタミンCの場合、100mgと言われたところ、1000mgを超える量の摂取が推奨されています。
ビタミンCの働き
ビタミンCは骨や腱などの結合タンパク質であるコラーゲンの生成に必須の化合物です。ビタミンCが不足すると血管が脆くなり出血してしまいます。かつての大航海時代にはこうした壊血病が流行ってしまいました。
また抗酸化作用もあるとされており、アンチエイジにもいいとされています。
ほかには美肌効果もあります。日焼け防止するとともに、すでに日焼けした肌にもメラニンを薄くする働きでシミそばかすの防止になります。
それ以外にはストレス緩和も言われています。アドレナリンの合成をするためにはビタミンCが必要となっています。
ビタミンCは、コラーゲンの合成に深く関与している[4]。プロリン・リジン残基を含めた形でコラーゲンのタンパク質が合成され、タンパク質鎖が形成された後で酸化酵素によりプロリン・リジン残基がそれぞれヒドロキシル化(水酸化)を受けてヒドロキシプロリン・ヒドロキシリジン残基に変化し、これらは水素結合によってタンパク質鎖同士を結び、コラーゲンの3重螺旋構造を保つ働きがある。またこの反応の際にはビタミンCを必要とするため、ビタミンCを欠いた食事を続けていると正常なコラーゲン合成ができなくなり、壊血病を引き起こすものである[4]。
ビタミンCは、水溶性で強い還元能力を有し、スーパーオキシド(O2−)、ヒドロキシラジカル(・OH)、過酸化水素(H2O2)などの活性酸素類を消去する。ビタミンCの過酸化水素の消去は、グルタチオン-アスコルビン酸回路によって行われる。この回路に代表されるように、ビタミンCがデヒドロアスコルビン酸に酸化されても各種酵素によりビタミンC(アスコルビン酸)に還元・再生されて触媒的に機能する。
ビタミンCは、ビタミンEの再生機能がある。ビタミンEは、脂質中のフリーラジカルを消失させることにより自らがビタミンEラジカルとなり、フリーラジカルによる脂質の連鎖的酸化を阻止する。発生したビタミンEラジカルは、ビタミンCによりビタミンEに再生される[9]。
その他のビタミンCの機能としては、生体異物を代謝するシトクロムP450の活性化、チロシンからノルアドレナリンへの代謝(ドーパミンヒドロキシラーゼ)、消化器官中で鉄イオンを2価に保つことによる鉄の吸収の促進、脂肪酸の分解に関与するカルニチンがリジンから生合成される過程のヒドロキシ酵素の補酵素としての参画、コレステロールをヒドロキシ化し7α-ヒドロキシコレステロールを経た胆汁酸の合成等の様々な反応に関与している[10]。
(Wikipediaより引用)
なぜサプリメントか
栄養摂取の基礎は食事にあると思います。ですのでビタミンCも食事から摂取するのが一番かもしれません。
しかしメガビタミンにおいては少し話が違います。メガ容量を要するので食事からは非現実的となってしまうのです。
また水溶性ビタミンであるため、過重摂取は排出されていきます。したがって定期的に摂取するにはやはりサプリメントを用いるのが良いのでしょう。
いまの飲み方
現在、ビタミンCは朝に2000mg、昼に1000mg、夕食後に2000mgを摂取しています。もちろんサプリメントでです。
ビタミンCを大量に摂取すると副作用として下痢を起こすと言われています。しかしこの量ではそうした問題は起きていません。
おそらく私の場合には過去の経験からすると10,000mgを超えると大量に摂取ということになりそうです。
大量となったとしてもせいぜい下痢になる程度のようなのであまり心配はしていません。中にはむしろ高容量のビタミンCでお腹をわざと下すフラッシュと呼ばれる行動をとる人もいるようです。なのであまり危険性はないのでしょう。
飲んでみて効果
ビタミンCを飲んでみてまず気づいたのは肌がプルプルしているということです。保湿力が上がったということなのか、それとも新陳代謝が良くなったのかはわかりませんが、間違いなく変化しています。弾力性があるのはとてもうれしいことです。
また風邪もひきにくくなりました。想像していたことではありますが、ビタミンCは風邪に対して効果を持つものと感じます。粘膜が強くなったのでしょうか。
全般的にみると健康に良かったという印象を受けます。ビタミンC自体があまりに一般化されたビタミンですが、こうして摂ると健康によかったことを感じられます。